奈良・明日香村。
私にとっては、
当たり前だった風景があります。
ある日、東京に暮らす友人が、
この場所を訪れて言いました。
「空が広いだけで癒される。」
その言葉を聞いたとき、
何もないと思っていた風景が、
誰かにとっては特別な場所になることを知りました。
1300年以上受け継がれてきた歴史。
季節とともに表情を変える田んぼや里山。
そこに暮らす人々の日々の営み。
明日香の魅力は、
そのどれか一つではなく、
すべてが重なり合って生まれているのだと思います。
ASUKA JOURNALは、
奈良・明日香村の風景、暮らし、歴史を
写真と言葉で綴る小さな記録誌です。
歴史を知ること。
風景を感じること。
この土地で過ごす時間を楽しむこと。
そして、
日々の暮らしの中で見つけた小さな気づきを綴ること。
その一つひとつが、
明日香という土地を知るきっかけになればと思っています。
掲載している写真は、
私自身が撮影したものに加え、
明日香村で暮らす父が撮影した写真も使用しています。
同じ風景でも、
見る人によって見える景色は少し違います。
この土地で暮らす父と、
この土地の近くで暮らす私。
二つの視点から、
今日の明日香を記録しています。
何気ない今日も、
明日香の大切な一頁。
それが、
ASUKA JOURNALの願いです。
