世界遺産登録のニュースをきっかけに、
「明日香村」という名前を初めて知った方も多いのではないでしょうか。
調べてみると、
石舞台古墳や飛鳥寺、高松塚古墳など、
たくさんの観光スポットが紹介されています。
でも、きっとこんな疑問も浮かぶはずです。
「結局、明日香村ってどんなところなんだろう?」
「どこへ行けばいいんだろう?」
「どう過ごすのがおすすめなんだろう?」
東京に住む友達も、
同じことを言っていました。
「空が広くていいね。行ってみたい。」
「でも、何があって、どこで過ごしたらいいの?」
その言葉を聞いて、
このGuideを書こうと思いました。
ASUKA JOURNALでは、
明日香村で生まれ育った私が、
「どこへ行くか」ではなく、
「どう過ごすか」。
そんな視点で、
明日香村を案内していきます。
明日香村ってどんなところ?
私が東京の友達に
「明日香村ってどんなところ?」
と聞かれたら、
たぶん最初にこう答えます。
「何もないところ。」
ビルもマンションもありません。
田んぼが広がり、
初夏にはカエル、
秋には鈴虫の声が聞こえます。
でも、
その”何もない”景色の中に、
1400年前から続く歴史があります。
コンビニやガソリンスタンドには瓦屋根があり、
友達の家のすぐ近くには古墳があります。
歴史は博物館の中にあるものではなく、
今も暮らしのすぐそばにあります。
それが、
明日香村という村です。
初めてなら、まず石舞台古墳へ。

もし私が初めて明日香村を案内するなら、
最初に向かうのは石舞台古墳です。
大きな理由は一つ。
明日香村らしさを、一番感じられる場所だから。
まずは石に近づいてみてください。
写真では伝わらない大きさに、
きっと驚くと思います。
「これを1400年以上前にどうやって運んだんだろう。」
そんなことを考えながら歩く時間も、
明日香村らしい楽しみ方の一つです。
そして、
ぜひ石の下へ入ってみてください。
外とは違う、
ひんやりとした空気が流れています。
歴史を”見る”だけではなく、
少しだけ”感じる”ことができます。
お昼は、古民家でゆっくりと。

明日香村には素敵なカフェがたくさんありますが、
初めてなら私はことだまをおすすめします。
まずは靴を脱いで、
古民家へ上がってみてください。
それだけで、
時間が少しゆっくり流れ始めます。
ランチは、
地元の食材を使った身体にやさしい料理。
一品ずつ味わいながら、
急がずに食べてほしいと思います。
帰る前には、
入口に並ぶ作家さんの器や雑貨を見るのも楽しみの一つ。
旅のお土産に、
お気に入りを一つ見つけるのもいいですね。
午後は、飛鳥寺から飛鳥坐神社へ。
午後は、
飛鳥寺や飛鳥坐神社へ。
もし飛鳥寺で和尚さんがおられたら、
ぜひお話を聞いてみてください。

本には載っていない飛鳥寺の話が聞けるかもしれません。
鐘を鳴らせるなら、
ぜひ一度だけ鳴らしてみてください。
その音が、
静かな明日香村に響いていきます。
そして帰りは、
ぜひ裏手へ回ってみてください。
急に視界が開け、
田んぼが広がります。
私はこの景色を見るたびに、
「ああ、明日香へ帰ってきたな。」
と思います。
初めて訪れるなら知っておきたいこと
明日香村は、
半日でも十分楽しめます。
車でも、
レンタサイクルでも回れます。
歴史スポットだけでなく、
おしゃれなカフェも少しずつ増えています。
そして、
予定を詰め込みすぎないこと。
それが、
この村を楽しむ一番のコツだと思っています。
Guideから、明日香村を歩こう。
このGuideでは、
初めて明日香村を訪れる方へ向けて、
テーマごとに詳しく紹介していきます。
次に読むGuide(近日公開)
急がなくても、
明日香村は逃げません。
観光スポットを全部回る旅も素敵ですが、
一つひとつの景色を眺めながら、
ゆっくり時間を過ごす旅も、
きっと心に残ります。
このGuideが、
明日香村を訪れるきっかけになれば嬉しいです。
空を見上げて、
風を感じて、
一つ深呼吸をする。
それだけでも、
この村へ来た意味はあると思います。

