境界線

Where Life Meets Nature

家と森。

暮らしと自然。

その境界は、
思っているよりずっと曖昧だった。

この道を歩いていると、
どこからが人の暮らしで、
どこからが森なのか分からなくなる。

家のすぐ隣に木々があり、
畑の向こうには山が続いている。

庭の続きを歩いているような道が、
いつの間にか森へとつながっている。

都会では、
自然は「出かけて会いに行く場所」だった。

でも明日香では、
自然は暮らしのすぐ隣にある。

朝、窓を開ければ鳥の声が聞こえ、
季節が変われば田んぼの色も変わる。

風が吹けば、
その日の天気だけでなく、
季節の移ろいまで感じられる。

自然の中で暮らしているというより、
自然と一緒に暮らしている。

だからこの村では、
人の営みもまた風景の一部になる。

畑で手を動かす人。

自転車や原付で家へ帰る人。

草を刈る音。

夕暮れに聞こえる子どもたちの声。

特別な観光地ではなく、
誰かの当たり前の日常が、
この場所の景色をつくっている。

暮らしと自然が、
無理なく溶け合っているこの場所。

Where life meets nature.

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