What Kind of Place Is Asuka-dera?
「飛鳥寺ってどんな場所?」
「ここが、日本で一番古いお寺なん?」
飛鳥寺に着くと、子どもが少し驚いたように聞いてきました。
飛鳥寺は、明日香村にある日本最古の本格的な仏教のお寺といわれています。
でも、どうしてこの場所に、日本で最初のお寺が建てられたのでしょうか。
その理由を知ると、飛鳥時代がもっと面白くなります。
飛鳥寺(あすかでら)
「ここが、日本で一番古いお寺なん?」
飛鳥寺に着くと、
子どもが少し驚いたように聞いてきました。
飛鳥寺は、
明日香村にある日本最古の本格的な仏教のお寺といわれています。
でも、
どうしてこの場所に、
日本で最初のお寺が建てられたのでしょうか。
その理由を知ると、
飛鳥時代がもっと面白くなります。
1.誰が建てたの? 新しい文化を夢みた「蘇我馬子」
飛鳥寺を建てたのは、
蘇我馬子(そがのうまこ)です。
飛鳥時代、
中国や朝鮮半島から
仏教という新しい教えが日本へ伝わってきました。
その頃、日本にはまだお寺も仏像もありませんでした。
蘇我馬子は、
「新しい素晴らしい文化を、この日本にも広めて、もっと良い国にしたい。」
そう強く願って、日本で初めての本格的なお寺である飛鳥寺を建てたといわれています。
2.日本最古のお寺って本当? 当時は今の「20倍」の広さだった!
飛鳥寺は、日本で一番最初に作られた本格的な仏教寺院です。
実は、今残っている飛鳥寺の建物は、建てられた当時よりもずっと小さくなっています。 でも、約1,400年前の境内は、なんと今の20倍以上の広さがあり、大きな塔や立派な建物が建ち並んでいました。
💡 親子で想像してみたい「飛鳥のひみつ」
「昔はここ、今の20倍も広いお寺だったんだって。あの田んぼのあたりまで、全部お寺の敷地だったんだよ」と、お寺の周りの景色を一緒に見渡してみてください。当時の人々が、その巨大さと美しさにどれほど腰を抜かすほど驚いたか、肌で感じられるはずです。
3. 飛鳥大仏に会ってみよう。1400年前から動かない「奇跡の仏様」
飛鳥寺の本堂に入ると、穏やかな表情をした「飛鳥大仏(あすかだいぶつ)」が迎えてくれます。
この大仏さまは、今も残る日本最古の仏像です。 実はこの大仏さま、1,400年以上もの間、戦火や嵐に遭いながらも、ずっとこの場所から一歩も動かずに私たちを見守り続けてきました。
もしかすると、あの有名な蘇我馬子や聖徳太子、中大兄皇子(天智天皇)も、今の私たちとまったく同じ場所に立って、この仏様を見上げていたのかもしれません。
4.飛鳥寺が教えてくれること
飛鳥寺は、ただ古い建物がある場所ではありません。
「新しい文化を受け入れ、これからの日本をもっと良い国にしよう」と、夢を描いた人たちの熱い思いが、今も静かに息づいている場所です。
だから飛鳥寺を歩くときは、 「ここから、日本の新しい時代が始まったんだね。」 そんなふうに、当時の人たちのワクワクした気持ちを想像してみてください。
まとめ
飛鳥寺は、
- 日本最古の本格的な仏教寺院
- 蘇我馬子が建てたお寺
- 日本最古の仏像「飛鳥大仏」がある
- 飛鳥時代の始まりを感じられる場所
人物を知ってから訪れると、
飛鳥寺の見え方が、
少し変わるかもしれません。
飛鳥寺のスポット情報・アクセス
飛鳥寺(あすかでら)
所在地:奈良県高市郡明日香村飛鳥682
拝観時間: 9:00〜17:30(10月〜3月は17:00まで)
拝観料: 個人 大人500円 / 高校生・中学生300円 / 小学生250円
アクセス
バスの場合: 近鉄橿原神宮前駅東口、または近鉄飛鳥駅から明日香周遊バス「かめバス」に乗車、「飛鳥大仏前」バス停下車すぐ。
自転車の場合: 飛鳥駅からレンタサイクルで約30分(のどかな田んぼ道を走るのがとても気持ちいいルートです)。
車の場合: 駐車場あり(普通車約10台)。
飛鳥寺への「おすすめの行き方」はこちら 子連れで車移動するときの注意点や、レンタサイクルで快適に風を感じて走るルートの目安は、Guide Vol.3|風と走る、明日香村。初めてのレンタサイクルと子連れ車旅のまわり方 で詳しく紹介しています。
現地でやってみよう!親子で歴史を感じる4つの問いかけ
飛鳥寺の境内に立ったら、ぜひお子様にこんな問いかけをして、一緒に探検してみてください。
- 大仏さまの「右側」と「左側」から顔を見てみよう (見る角度によって、少し表情が違って見える不思議を体験できます)
- お寺の裏手にある「瓦(かわら)」を見てみよう (1,400年前の粘土の色や、人の手で作られた温もりを感じられます)
- 蘇我馬子は、どんな気持ちでこの大仏さまを見上げたと思う?
- 1,400年前の子どもたちは、初めてお寺を見たとき、どんな顔をしたかな?
教科書を読むだけではわからない、その土地の空気、匂い、風の冷たさ。 親子でたくさん想像を膨らませながら、一生モノの歴史旅を楽しんでくださいね。




この記事は、公的機関などが公開している資料を参考に、
ASUKA JOURNAL編集部が小学4年生にも
分かりやすいよう内容を再構成しています。
参考資料
・明日香村
・奈良県立橿原考古学研究所
・文化庁
写真
現地写真はASUKA JOURNALが撮影しています。
アイキャッチ
記事内容をもとにオリジナルで制作しています。

