未経験のままWebデザイナーとしての開業は、革新的なアイデアを形にする魅力的な道です。ですが、実際は限られた時間の中で勉強時間を確保し、最大限に活用する必要があります。
この記事では、Webデザイナーに必要なスキルや知識について、箇条書きで簡単に説明します。さらに、実際私が行った勉強方法を紹介します。自己学習やオンラインコース、実践的なプロジェクトへの取り組みなど、現在も活きている学習方法であり、かつ極力お金をかけなくてもできる方法をお伝えします。
開業への道は険しいかもしれませんが、その先には自己成長と達成感が待っています。この記事を通じて、未経験からの開業を実現するための勇気と知識を身につけていただければ幸いです。
未経験者がWebデザイナーとして開業するメリットについての説明
Webデザイナーとして開業するメリットはこちら
- 自由な働き方:フリーランスとして開業することで、自身のスケジュールを自由に設定し、好きな場所で働くことができます。
- 創造性の発揮:開業によって、クライアントの要望やビジョンを具現化するために、自身のデザインスキルや創造力を最大限に発揮することができます。
- 収益性の高さ:成功すれば、Webデザイナーとしての経験と評判が高まり、高収入を得ることができます。
- プロジェクトの多様性:クライアントとの協力や様々なプロジェクトへの参加により、多様な業界やテーマに関わる機会が増えます。
- キャリアの成長:開業によって、自己啓発と学習の機会が増え、自身のスキルセットや専門知識を拡大することができます。
- 独自のブランド構築:開業によって、個人のブランドを構築し、自身の作品やポートフォリオを通じて他のプロフェッショナルと差別化することができます。
これらのメリットは、Webデザイナーとしての開業を選ぶ際に魅力的な要素となります。
子供が小学1年生になるタイミングだったので、なんとしても在宅ワーカーになりたかった!!だから開業を決意しました。
Webデザイナーに必要なスキルと知識の概要
Webデザイナーに必要なスキルと知識の概要は
- デザインソフトウェア: Adobe Photoshop、Illustrator、Sketchなどのデザインツールの基本的な操作と応用技術の習得。
- HTML/CSS: Webサイトの構造やスタイリングを制御するための基本的なHTMLとCSSの知識。
- レスポンシブデザイン: 異なるデバイスや画面サイズに適応するレスポンシブデザインの原則とテクニックの理解。
- カラーテオリー: カラーパレットの選択や色の組み合わせに関する基本的な知識と配色のセンスの養成。
- タイポグラフィ: フォントの選択や配置、読みやすさとデザインのバランスを考慮したタイポグラフィの基本的な理解。
- イメージ編集: 画像の編集、補正、最適化のための基本的な画像編集ソフトの操作スキル。
- UX/UIデザイン: ユーザーエクスペリエンス(UX)およびユーザーインターフェース(UI)デザインの基本的な原則とベストプラクティスの理解。
- プロジェクト管理: クライアントとのコミュニケーション、タスクの計画と優先順位付け、期限の管理などのプロジェクト管理スキルの習得。
- HTML/CSS: Webページの構造とスタイリングを制御するための基本的なHTMLとCSSの知識と実践的なスキル。
- JavaScript: 動的な要素やインタラクティブな機能を追加するためのJavaScriptの基本的な理解と実装能力。
- レスポンシブデザイン: 異なるデバイスや画面サイズに適応するレスポンシブデザインの原則とテクニックの理解。
- ブラウザ互換性: 主要なブラウザ(Chrome、Firefox、Safari、Edgeなど)での互換性を考慮したコーディングの実践。
- バージョン管理: Gitなどのバージョン管理システムの基本的な操作とチームとの協力。
- パフォーマンス最適化: Webサイトの読み込み速度やパフォーマンスを向上させるための最適化手法とツールの理解。
- アクセシビリティ: ユーザビリティを考慮し、障害のある人々にも利用しやすいWebサイトを作成するためのアクセシビリティの基本的なガイドラインの理解。
- フレームワークやライブラリ: 主要なフロントエンドフレームワーク(React、Angular、Vue.jsなど)やライブラリの基本的な理解と使用経験。
Webデザイナーとして活躍するには、これらの知識が必要です。
目が眩む程の項目の多さ。。
不安にならなくて大丈夫!
未だ勉強中の項目があります
では、具体的にどうやって勉強していったのかを説明していきます。
その前に、前提として職業訓練でコーディングの基礎がある状態でした。詳しくはこちら↓
コーディング中心に基礎は一通り学習している状態なので、開業を決意した時点で必要だった知識は
- デザインソフトウェアの技術
- カラーテオリー: カラーパレットの選択や色の組み合わせに関する基本的な知識と配色のセンスの養成。
- タイポグラフィ
- イメージ編集: 画像の編集、補正、最適化のための基本的な画像編集ソフトの操作スキル。
- UX/UIデザイン
- 専門的なHTML/CSS
- JavaScript
- Ruby・PHPなどの言語
- WordPress開発
今思えば、開業当時ほとんど何も知らない状態。
よくこの状態で開業すると決意できたなという酷いレベル。。
そんな私でも開業できたので、あなたは大丈夫!
勉強方法と進め方
実際にデザイン部門とコーディング部門とに分けて、それぞれどのように学習したか説明します。
デザイン部門
基本的に書籍で学びました。たくさん例があって、見本になってくれて何度でも見返せるので良いと思ったものは購入しました。実際手元にある書籍を紹介します。
デザイン学習におすすめ書籍
高クオリティーなのに無料!最強YouTuberの「Mappy Photoえりな」様
具体的にAdobeのソフトを使っていくと、もっとこうしたいのにということが出てきます。その場合、書籍ではわかりにくかったので、Youtubeを見て真似をしていました。その時、大変お世話になったのが、「Mappy Photoえりな」様。
この方のチャンネルは、実際一緒に手を動かしていて「わからないな」と思った瞬間に「わからない人はこうしてください」と説明してくれます!とっても丁寧な解説ユーチューバーさんです。
ずっと、「神様」と呼んでます
コーディング部門
基本的にオンライン学習サイトを使いました。実際に契約したオンラインの自己学習ツールは2つ
最強のコスパ!Progete
Progete
2ヶ月分:¥1,078円×2ヶ月分=2,156円
学習内容
- 専門的なHTML/CSS
- JavaScript
- JQury
- Ruby
- PHP
- Sass
- WordPress開発
買い切りなのが嬉しい!何度でも見直せるUdemy
・Udemyの「ちゃんと学ぶ、WordPress テーマ開発講座」
買い切り:¥1,600円
学習内容
- WordPressのテーマ開設
これらを学習してから、書籍でさらに知識を深めました。デザインとはやり方が逆です。
コーディング学習におすすめ書籍
WordPressを学ぶにはこれ!
HPの作り方の実践方法
まず入門から知りたい人はこの本
最初に勉強しておくと楽なSass
辞書的な使い方もできる最強本
この本が一番わかりやすいです
総合学習期間は2ヶ月(2022年9月-11月)
Progeteを長々してもお金がもったいないので、最初に期間を決めてからそれぞれ取り組みました。
- 2022年9月中旬:デザイン事務所で就職を探すも希望が叶う事務所がなく断念
- 2022年9月末:知り合いのデザイナーさん(現:デザインの師匠)に「開業してみたら?」と言われ、何を思ったか開業を決意
- 2022年10月開業:年内にHPを作って、お友達に年賀状でお知らせしよう!と決意
という流れでしたので、「2022年12月には自社HP制作に取り組みたい!→11月には学習を終わらせよう」という端的な考えで学習計画を立てました。
日中も夜もPCを触る2ヶ月となったので、時間に余裕があるならもう少し期間を長くした方が良いと思います
ここでなんとなく「できるかも」と思えるレベルになったので、実案件に応募することにしました。このお話はまた別の記事で書きますね。
まとめ
未経験からWebデザイナーとして開業しようと思うと、当たり前ですが知識・技術が必要です。オンライン教室の選択もありましたが、時間の制約が大きく、また限られた期間でやらないといけない課題が多かったので現状合わないと思い、書籍とオンライン動画学習で自分のペースで学習する方法を選択しました。オススメのオンライン教室もありますので、条件が合う方は選択肢の1つになると思います。そこら辺はまた別記事でご紹介させていただきます。
この記事は、未経験からWebデザイナーとして開業しようと思っている人の役に立てたのなら嬉しいです。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。