開業も考えてみたいけれど、何が必要?
周りにいてないからわからないよ。。
情報、詳しい人いないかな?
はいはーい!
開業は未知のこと・やることも多そうで怖いですよね
私自身の経験をもとに知っていること全て!ここに書きます!
周りは公務員ばかりで開業に無縁の世界でした。失敗をしたくなかったので、とにかく調べて、税務署にも直接聞いて、情報収集して奮闘して開業しました。(※実際の届け出はあっさりですし、何も難しくはありません)同じように「開業を考えているけれど、よくわからないよ」「なんとなく怖いよ」という方のためにまとめました。
最後までお読みいただくと、主にフリーランスとして働く方の開業の方法、必要なもの、お得な(損しない)開業方法がわかります。
興味がある方の一歩踏み出すお手伝いになりますように!
開業するのに必要なもの
◇ 開業届
◇ 開業届に記載する内容:何で開業するのか
◇ 青色申告申請書(お得に開業するなら同時に出しておこう)
◇ 個人番号(マイナンバーカード)
◇ 印鑑
◇ プリンター
これだけです。これらを決められた用紙に記入して管轄の税務署に出すだけで開業できます。
おすすめソフト:開業freeeのメリット・デメリット
開業届を制作しやすかったのは、ダントツで無料で使える開業書類作成サービス「開業freee」です。
「開業freee」のメリット
・無料で使える(途中で課金など無い)
・手順がシンプルでわかりやすい
「開業freee」のデメリット
あえて挙げるならば
・会員登録しないと使えないこと
・個人情報がfreeeに登録されること
開業届に必要な情報が「住所・氏名・生年月日・個人番号(マイナンバー)」となります。その中の「住所・氏名・生年月日」が登録されます。※個人番号はプリントアウトしてから手書きするのでfreee側には保管されません。(大手企業なので、セキュリティは問題なさそうなので登録して大丈夫)
どうして無料なの?
1番の疑問でした。とても優良なのに、途中課金もなく無料で使えるのか。憶測ですが、目玉商品である「有料会計ソフトの提案ができる」からです。確定申告時期にとてもお世話になる会計ソフト。有名なソフトがたくさんありますが、その内の代表的な1つが「会計ソフトfreee」。とても使いやすく、たくさんの人が使っています。(確定申告の時に相談に行った先の税理士さんも使っていて、おすすめと言ってました)
開業届作成後に「会計ソフトfreeeも試してみませんか?」と提案が出ます。もちろん提案を断ることができます。(私は断って、他の会計ソフトを使っています。そのお話は別記事で書きますね。)
“開業届が無料な理由としては、優良で有料の会計ソフトへの提案材料としている”
開業届の書き方(開業freee)
それでは具体的な手順を書いていきます。ブックマーク必須です!
開業freeeの会員登録をする
開業freeeの公式HPから「メールアドレス・パスワード」を入力して「登録して始める」をクリック
申請者の情報入力する
主に仕事をする場所、仕事の概要を選択
ドロップダウンリストから選んでいく
屋号と事業開始日を入力
屋号とは、個人事業主の「事業の名称」「会社名」として使えるもの。
絶対必須!ではありませんが、付けておくと銀行口座が屋号名で作成できたり、事業の信頼度が上がります。ちなみに、開業届で絶対記入しないといけないものではなく、空欄でも大丈夫。
ここで屋号に関して、ワンポイントアドバイス!
屋号を決める前に、いくつか候補を出しておいて
①ドメインは空いているか:HP制作時に使いたい⇨「お名前.com」で検索
②検索して同じ屋号の会社名がないか
③イメージは悪くないか
④覚えやすい・検索時に打ち込みやすいか
(英語なら大文字小文字が混ざりすぎていないか、日本語なら予測変換で出てこない漢字がないか)
これらを検討してから決めたよ♪
実際のfreeeの登録画面はこちら↓↓
想定収入と収入の種類を記入
実際のfreeeの登録画面はこちら↓↓
- 事業所得:「不動産所得」や「山林所得」以外の事業を営む場合に選択
- 不動産所得:不動産の賃貸業を営む場合に選択
- 山林所得:山林を伐採して譲渡する場合に選択
ちなみに私はWebデザイン・ライターなので「事業所得」。収入も月収1万円にして提出。提出書類選択の参考とする金額なので、おおよそで大丈夫!
従業員・家族の給与
給与を支払う予定の項目を選択。
- 今はない
- 従業員(パート・アルバイト含む)に支払う
- 家族に支払う
- 家族と従業員(パート・アルバイト含む)に支払う
このブログを読んでくださる方は「今はない」が多い気がする。
確定申告の種類を選ぶ。重要!!
冒頭で書いたお得な(損しない)開業のためにも、「青色申告」を選択しよう!
(白色申告と青色申告の2種類があります)
個人事業主となったら年度末2月16日〜3月15日の間に確定申告(事業で儲けたお金と課せられる税金の申告)をします。その時に「青色申告」にしていると事業所得から最大65万円控除が受けられるという最大のメリットがあります。事業所得が減る⇨所得税が安くなる⇨住民税や国民健康保険料の節税にも繋がるとメリットたくさんです。開業してから別で青色申告書を提出するのは手間なので、今から開業するなら一緒に青色申告書も提出しておきましょう!
※青色申告する場合は「複式簿記」で帳簿を付ける必要があります。その際に役立つのが会計ソフト。私が実践している方法はこの別記事でご紹介しています
帳簿なんて小学生のお小遣い帳以来の私でもできる方法があるので、安心して青色申告で申請して出してください。その記事はこちら↓
全部を入力したらいよいよ作成は最後
画面の最下位部にある「次へ」をクリック。「提出」ステップに移動します。
提出ステップ
書類の提出先を確認する
入力した住所から管轄の税務署を教えてくれるので、その場所を確認。
書類を確認しましょう
開業に必要な書類がすべて自動で作成されているので、「書類を確認する」ボタンをクリックして書類と提出方法の内容を確認します。
書類の提出方法を選択
私の場合は開業届の控えに証明の印鑑を押してもらう必要があったので、「持参」を選択しました。
「郵送で提出」を選択すると、ご丁寧に住所などのラベルまでプリントアウトしてくれるので、本当に助かります!
※屋号での銀行口座開設などにも控えは必要です。プリントアウトしておくことをおすすめします。
頭の片隅に置いておこう。廃業届
開業したのに、廃業の話?!
縁起でもない
ごめんなさい。悪い意味ではなくて、「もし仕事に疲れちゃった場合、廃業するのが大変だったらどうしよう」と思って調べたので、簡単シェアさせてください
廃業してから1ヶ月以内に提出
国税庁のサイトを参考にしました。
・個人事業の開業・廃業等届出書の提出
・青色申告の取りやめ届出書の提出
・消費税の事業廃止届出書の提出
・給与支払事務所等の開設・移転・廃止の届出書の提出
・所得税及び復興特別所得税の予定納税額の減額申請書を提出
・個人事業税の事業廃止届出書
これらを提出すれば廃業できます。私の場合は商品の在庫や元手が大きくないので、「もし本当に疲れたらいつでも廃業できる」と安心する材料となりました。
まとめ
開業するのに必要なもの = 開業届 です。その方法を具体的に書きました。
無料で使える開業書類作成サービス「開業freee」が本当に使いやすかったです。
フリーランスとして開業しようか考えている方のお役に立てたなら嬉しいです。お読みいただきまして、ありがとうございました。
これからも駆け出しフリーランスママとして、有益な情報をご提供できるように発信していきますので、応援よろしくお願いいたします♪