最近よく聞くWebデザイナー。
スクール費用が高額。
興味はあるんだけど・・・
職業訓練でもしているらしいけど、実際はどうなの?
未経験からたまたま通った職業訓練受講をきっかけにフリーランスWebデザイナーとなったもんちが、そんな疑問に答えます
この記事はこんなあなた向けに書いてます
・職業訓練とは何か知りたい
・どうしたら受講できるのか
・実際に通っていた職業訓練の内容
結論
職業訓練・Webサイト作成科は、未経験者にもオススメのプログラムです。Webデザインのスキルを身につけ、プロのWebデザイナーを目指すことができます。
はじめに
職業訓練・Webサイト作成科は、未経験からWebデザイナーを目指せる魅力的なプログラムです。この記事では、職業訓練・Webサイト作成科の特徴やカリキュラム、就職サポートなどについて詳しく解説します。職業訓練、Webサイト作成科の魅力をご紹介します。
「職業訓練」という言葉はあまり聞いたことがないかもしれません。もんちも会社勤めを退職し、ハローワークに通い出してから、担当の職員の方に勧められて初めて「職業訓練」という単語を聞きました。
職業訓練って何?
職業訓練はハローワーク(公共職業安定所)が主催している、雇用保険(失業保険)を受給している求職者を主な対象とする「公共職業訓練」と、雇用保険を受給できない求職者を主な対象とする「求職者支援訓練」の総称です。キャリアアップや希望する就職を実現するために、必要な職業スキルや知識を習得することができる公的な制度です。
厚生労働省の公式ホームページでは職業訓練のことを愛称「ハロートレーニング」と表記されています。
誰でも受けられる?
働こうとする意思がある人は全員対象です。下の表にもまとめましたが学卒者の方、スキルアップをめざす在職者、障害がある方向けの職業訓練がそれぞれ用意されています。
受講費用はどのくらい?
受講料は基本的に無料(公的な制度のため)
※1 一部テキスト代等は自己負担
※2 在職者や学卒者の方を対象としたハロートレーニングは有料(下記表を参照)
公共職業訓練と求職者支援訓練の2種類
公共職業訓練 | 求職者支援訓練 | ||
訓練期間 | 3ヶ月-2年 | 2ヶ月-6ヶ月 | |
離職者向け | 対象 | 主に雇用保険受給者 | 主に雇用保険受給できない方 |
訓練期間 | 3ヶ月-2年 | 2ヶ月-6ヶ月 | |
金額 | 無料(テキスト代等除く) | 無料(テキスト代等除く) | |
訓練機関 | 国・都道府県・民間教育訓練機関 | 民間教育訓練機関 |
受講するにはどうしたら良いの?
手続きはハローワークで行います。まずは、最寄りのハローワークに行って、いつどのような内容の職業訓練が開催されているかを確認したり、受給するにはどうしたら良いか相談に乗ってもらえます。
相談窓口の職員の方は過去の経歴やこれからしたいことをしっかり聞いた上で適切な職業訓練を案内してくださるので、迷っている方はひとまず相談に行かれると良いと思います。
もんちが受けた職業訓練から就職(開業まで)の流れ
退職前(有休消化中)にハローワークに訪問
↓
相談窓口にて職業訓練をいくつか紹介してもらう
↓
前職に疲れていたこともあり、全く分野の仕事をしてみたいと「Webサイト作成科」を希望
↓
受講するにはテストを受けないといけないと聞かされる
↓
ハローワークで職業訓練の申し込みをし、同時にテスト勉強開始
↓
指定された日程にて受験
↓
後日合格通知が届く
↓
ハローワークに行き手続き終了
↓
指定された訓練校に通う:3ヶ月
↓
職業訓練の授業終了後、3ヶ月の追跡期間があり随時相談に乗ってもらう
結果的に家庭の事情で就職することが難しく、フリーランスWebデザイナーとして開業
試験に使った本
センター試験を思い出させるようなきっちりと管理・淘汰されたテストです。
内容はマーク式で指示された内容をマークしていきます。時間との戦いでした。
奈良県の試験内容は「マークを埋める形の計算問題など」と言われたので、「就職試験によく出る。適正・適職問題」の本を購入し、1から数回実施しました。
結果的に全科目困ることなく受験できました。この本はやっていて良かったと思いました。
普段から一般常識等に強い方はわざわざ学習時間を取らなくて良いと思います。もんちは医療関係だったので、普段から一般常識に触れていないので、学習時間をしっかりとってから受験しました。
「Webサイト作成科」とは何をしたか
訓練期間など
訓練期間:3ヶ月
受講生徒:20代-60代までバラバラでした
費用:テキスト代15,000円程度と任意で受験したWebエキスパートの資格受験料7,500円
※電車で通う方は、交通費も出ます。もんちは車通勤でしたので、走行距離に対しての交通費をいただきました
受講先:民間教育訓練機関
とても素敵な先生ばかりでした。もんちが通っていたところは女性の先生が多く、仕事に関することはもちろんのこと、空き時間などに同じママとして苦労話や過去の卒業生のリアルな体験話なども聞けたので、とても勉強になりました。また就職にも積極的に相談に乗っていただけたので、とても心強かったです。今でも連絡し相談に行かせていただくくらい心強いエキスパートな先生方の民間教育訓練機関でした。
授業内容
Webサイト系
職業訓練・Webサイト作成科のカリキュラムは、実践的な内容が豊富です。以下はカリキュラムの一例です。
– Webデザインの基礎(HTML、CSSの基本的な使い方)
– レスポンシブデザインの考え方と実践
– グラフィックデザインの基本(Photoshop、Illustratorの使い方)
– JavaScriptの導入方法
– Webサイトのデザインと制作
– CMSの利用(WordPressなど)
これらのカリキュラムを修了することで、実際にWebサイトを制作し、自分のポートフォリオを作成することができます。自分自身でWebサイトを作成することで、実践的なスキルを身につけることができます。
事務作業を効率よくできるようになるためのカリキュラム
・Word
・Excel
・PowerPoint
(エキスパート試験を合格するレベルまで)
就職にとても有利になり、事務系で就職する受講者が大半でした。
就職サポート
就職サポートが充実しています。講師による就職相談や履歴書・面接対策の指導だけでなく、実際に企業との面談が行われることもあります。また、実績のある企業との提携やインターンシップの機会を提供していることもあり、実践的な経験を積むことができます。さらに、自分のポートフォリオを作成し、Webデザイナーとしてのスキルや実績をアピールすることで、就職活動をサポートしてくれます。
まとめ
職業訓練・Webサイト作成科は、需要の高いWebサイト制作のスキルを身につけるためのプログラムであり、短期間で実践的なスキルを身につけることができます。Webデザインやプログラミングの知識を学びながら、自分のポートフォリオを作成し、将来の就職や独立起業の道を目指すことができます。また、受講料や補助金の制度があるため、自分の所在地の労働局や職業訓練センターなどで情報を収集し、利用できる制度を確認することが重要です。将来のキャリアを考える際には、職業訓練・Webサイト作成科を検討してみてください。
感想
結果的に職業訓練でWebコーダーのお仕事に出会えて、人生が変わりました。元々医療職で在宅ワークとはほど遠い仕事でしたが、Webコーダー、デザイナーとなり、憧れの在宅ワークができるようになり娘の小学1年生の壁に立ち向かうことができました。
この職業訓練という制度に出会い、受講は無料でましてや失業保険をいただきながら金銭面は安心して通うことができる職業訓練。手厚いプロの先生方のフォローも受けられて、かつこれから就職するにあたって必要な技術が手に入るというとてもありがたい制度となっております。
これから何か始めたいと興味がある方は
ぜひ一度管轄のハローワークに相談しに
行くことをお勧めします!